季節毎の観光情報
京都では年中様々な行事・催しがあります。
ここではその一部ですが、毎年行われているものを掲載しています。
詳しくは各所へお問合せ下さい。
1月
狸谷山不動院 狸谷山新年祈祷祭 1月1日~1月3日
護摩が焚かれ、ご祈祷を受けた人々にお礼が授与されます。
TEL:(722)0025
大覚寺 心経祈祷修正会 1月1日~1月2日
大晦日から元旦、2日にかけて心経祈祷会が6回行われます。
門跡をはじめ、一山の僧が参集して催され、参詣の人々に祈祷札が授与されます。
TEL;(871)0071
北野天満宮 筆始祭・天満書 1月2日~1月4日
9時より神前書き初めが行われ、3日神楽殿にて狂言奉納(13時~)があります。
祭神の菅原道真は書家としても知られ、4日まで書家の上達を願っての
書き初めをすることができます。(10時~16時)。出品料は1点に付き200円。
用紙は1枚50円で購入できます。
TEL:(461)0005
八坂神社 かるた始め式 1月3日13時~
神社の祭神素戔鳴尊(スサノオノミコト)が、「やくもたつ出雲八重垣・・」
の歌で有名な和歌の神様であることに因んで行われるものです。
十二単姿のかるた姫たちが向かい合って2人1組となり、
古式豊かなかるた取り競技が行われます。境内に小倉百人一首を読み上げる声が
流れると、華やかな雰囲気の中で鮮やかにかるた札を飛ばす妙技が披露され、
お正月の気分が一層盛り上がります。
TEL:(561)6155
下鴨神社 蹴鞠始め 1月4日13時30分~
伝統の芸能としては最も古いもののひとつで、平安初期すでに宮中で儀式化され、
以後、御所の伝統芸能として継承されてきたものです。
平安期の官人の衣装をまとい、「アリャ」「オウ」のかけ声で蹴鞠が行われ、
奉納されます。この日に一般公開されますが人出が多いので早めの場所の確保を。
TEL:(781)0010
赤山禅院 八千枚大護摩供 1月5日
護摩修法は比叡山の千日回峰行を納めた阿闍梨が行います。
参詣者の願いを込めた護摩木8000枚が炊き上げられます。
TEL:(701)5181
上賀茂神社 新年竟宴祭 1月5日
鎌倉時代から伝承されてきた新年の儀の祭典。
神前に饗物を奉じ、16時半より舞楽が奉納されます。
TEL:(781)0011
平岡八幡宮 左義長際 1月15日8時~13時頃
境内での「どんと」祭。神前の鏡餅を焼いて参拝者に授与。
TEL:(871)2084
三十三間堂 楊枝のお加持と弓引き始め 1月15日
弓引き始め 9時~15時30分
三十三間堂の端から端まで、約60メートルの距離を射通す弓道の腕くらべ。
桃山時代に始まったと伝えられ、「三十三間堂の通し矢」とも呼ばれています。
全国から集まった弓道の愛好者のはかま姿もりりしく、有名な京の小正月風景です。
楊枝のお加持 9時~15時30分
内陣が無料開放され参拝者にお加持の浄水がそそがれ、功徳が分け与えられます。
TEL:(561)0467
上賀茂神社 武射神事 1月16日
境内の芝生に射場を設け、狩衣、鳥帽子姿の神職達が的を射て、
悪鬼祓除を行い、その年の息災を祈願します。
TEL(781)0011
城南宮 湯立神楽 1月20日14時~
壮大な湯立神楽の儀は大きな釜に湯を沸かし、行われます。
笹舞を舞い、悪霊退散、無病息災、願望成を祈ります。
TEL:(623)0846
東寺 初弘法 1月21日
宗祖弘法大師の命日に当たり、正月のこの日を初弘法といいます。
境内には約1200もの露店が軒を並べ、骨董、特産品、植木(園芸)市、
陶器とジャンルも豊富。朝からたくさんの人出で、賑わいをみせます。
TEL:(691)3325
北野天満宮 初天神 1月25日
正月の縁日を初天神といい、境内には例年約1000余の露店が出て賑わい、
奉納書初め(書き初め)の作品展も行われます。
宝物殿の社宝がこの日に限り公開されます(料金300円)
TEL:(461)0005
2月
石清水八幡宮 湯立神事 2月1日・2月3日
春を呼ぶ節分行事です。男山五水の一つ「石清水」から汲み上げた
御神水を釜で沸かし、御神前に献上。
神楽女が笹の葉で釜の湯を激しく振りまき、厄除け・無病息災・五穀豊穣を祈ります。
TEL:(981)3001
八坂神社 八坂神社節分祭 2月2日~3日
4つの花街の芸妓・舞妓による舞踊奉納と豆まきが行われます。
舞踊奉納の日時
2日 先斗町 午後1時~、宮川町 午後3時~
3日 祇園甲部 午後1時~、祇園東 午後3時~
今様の奉納 3日午前11時~
TEL:(561)6155
六波羅蜜寺 六波羅蜜寺節分会 2月3日
午後3時頃より行われる六斎念仏は開山空也上人の念仏踊り
より千年来の伝統を持つ重要無形民俗文化財です。
TEL:(561)6980
伏見稲荷大社 節分祭 2月3日
午前9時から祭典の後、3回の豆まきがあり(予定)、広い境内が
終日賑わいます。
TEL:(641)7331
北野天満宮 北野天満宮節分祭 2月3日
追儺式では、午後1時より、狂言が茂山千五郎社中により行われ、その後、
上七軒歌舞会による日本舞踊、そして最後に豆まきが行われます。
TEL:(461)0005
伏見稲荷大社 初午大祭 2月9日
和銅4年(711年)に祭神が降臨された事にちなむ行事で「福参り」、
「福稲詣で」とも呼ばれ、大変な賑わいとなります。
平安の昔は京洛初春第一の祭りでもありました。
TEL:(641)7331
三千院 初牛大根焚き法要 2月初旬
冬の大原の里の三千院はひとしお、荘厳なたたずまい。
そんな風景の中で、アツアツの大根を食します。
護摩堂でご祈祷の後、大原の畑でとれた大根で大根焚きが行われ、
無料で参拝者に配られます。
TEL:(744)2531
3月
三十三間堂 春桃会 3月3日
華道池坊の献花法要や瀬戸内寂聴師の青空説法(予定)などの慶祝行事が催されます。
TEL:(561)0467
貴船神社 雨乞祭 3月9日
雨水を司るタカオオカミ神を祀り、降雨と五穀豊穣を祈願します。
TEL:(741)2016
虚空蔵法輪寺 芸能上達祈願祭 3月10日
芸の上達を願って13時より祈願法要が行われ、
続いて茂山忠三郎社中による狂奉納があります。
TEL:(861)0069
大徳寺 大仙院 古渓忌 3月17日
千利休と関わりの深かった三代古渓和尚を偲んで、
茶室カ亭にて薄茶の奉仕が行われます。
料金:1,400円
TEL:(491)8346
宝鏡寺 雛祭 3月1日
人形寺の名で知られる皇族ゆかりの門跡寺院。
春の人形展の初日に島原の太夫の舞が披露されます。(要予約)
料金:1,000円
TEL:(451)1550
一比賣神社 ひいな祭 3月3日
官女の舞、十二単の着付け実演、投扇興や貝合わせが行われます。
ひな茶の接待なども。
料金:1,000円
TEL:(361)2775
下鴨神社 流しびな 3月3日
神事の後、境内御手洗川で、人形を乗せたさんだわらを
川に流して子どもたちの無事を祈ります。
TEL:京人形商工業協同組合 (761)3460
4月
護王神社 護王大祭 4月4日
祭神の和気清麻呂の命日に因む大祭。
清麻呂が道鏡の企みを防いだ故事が祭事におり込まれています。
TEL:(441)5458
城南宮 方除大祭 4月第1金~日曜日
拝殿で郷土芸能などが奉納され、賑わいます。
TEL:(623)0846
今宮神社・玄武神社・川上大神宮社 やすらい祭 4月第2日曜
鎮花際とも呼ばれ、桜や椿で飾った風流傘を中心に、
赤毛をつけた子鬼(子供)2人、鬼4人が鉦や太鼓の
はやしで踊りつつ町内を巡行します。
今宮神社TEL:(491)0082
玄武神社TEL:(451)4680
川上大神宮社TEL:(493)2750
白峰神宮 春季例大祭 4月14日
境内末社の地主神が、蹴鞠道の神である清大明神を祀ることに因んで
11時半頃より、蹴鞠が奉納されます(一般の参加も可能)。
TEL:(441)3810
松尾大社 中酉祭 4月中酉の日
醸造感謝祭とも呼ばれ、全国から醸造家多数が参拝。
酒造りは「酉の日」に終えるという習わしから生まれた祭です。
TEL:(871)5016
東寺 正御影供 4月21日
弘法大師空海の命日にあたり、御影堂を開扉し、
報恩感謝の法要が行われます。弘法さんの縁日も開かれます。
TEL:(691)3325
松尾大社 神幸祭 4月20日以後の第一日曜日
午前11時頃、榊御面、大榊行列等を前例として、神輿6基が境内を出て、
正午頃、桂離宮の東北側から桂川を舟で渡ります。
TEL:(871)5016
5月
藤森神社 藤森祭 5月1日~5日(駈馬神事は5日)
端午の節句Nふさわしいお祭。
最終日には、時代行列(武者行列)、神楽奉納があり、
人気の駈馬神事は13時と15時から行われます。
戦場の馬術を再現した見事な曲乗りは、スリルも迫力も満点!
TEL:(641)1045
狸谷山不動院 狸谷山大般若祈願会 5月3日
不動明王の尊前にて護摩を焚き、参拝者全員でゆっくりと
お経を唱えて祈願します。参拝者にはお加持が施されます。
TEL(722)0025
元離宮二条城・清流園 市民煎茶の会 5月3日~5日
城内の新緑が美しい清流園に、各流派による煎茶席が設けられます(1日に2流派)。
国宝の二の丸御殿、二の丸庭園も同時に観賞できます。
料金:2000円(お茶席2席と入城料含む)予定
TEL:(841)0096 元離宮二条城事務所
新日吉神宮 新日吉祭 5月5月第2日曜日
850年もの歴史があり、妙法院の門跡も出社し、法楽の儀が行われます。
祭官が祝詞をの述べ、門跡が読経する、神仏混交の珍しい光景が見られます。
TEL:(561)3769
鞍馬寺 五月満月祭 5月満月の宵
満月の宵に、鞍馬山に祀られている大魔王尊に人類のめざめを
参加者全員で祈ります。灯の蓮花を一斉に尊天に捧げる光景はまさに幻想的。
儀式の始まりは相当古く、ヒマラヤ山中や東南アジアのウエサク祭と酷似しているといわれています。
TEL:(741)2003
松尾大社 還幸祭 5月 神幸祭から3週間後の日曜日
葵と桂で本殿や神興を飾り付け、神職、供奉その他関係者も冠や烏帽子に葵と桂をつけるところから、「松尾の葵祭」ともいわれています。
御旅所を出発した六基の神輿が18時頃から順次、神社に到着します。
TEL:(871)5016
野宮神社・愛宕神社 嵯峨祭 5月第3日曜日は【神幸祭】、第4日曜日は【還幸祭】
元禄4年、松尾芭蕉も見学したという、嵯峨野に鎮座する愛宕、野宮両神社の祭礼です。
神幸祭は清凉寺前の御旅所に神興が並びます。
還幸祭には神興、剣鉾、稚児行列が嵯峨野一帯を巡行します。
TEL:(881)1187 嵯峨祭奉賛会
6月
北野天満宮 雷除大祭 6月1日
雷除、火難除、五穀豊穣を祈願。正式には「火之御四子社例祭」といわれ、
古くから信仰を受けており、現在も雷除けの祈願のため多くの参拝者が集います。
TEL:(461)0005
貴船神社 貴船祭 6月1日
全国に約500社もある貴船神社の総本宮の祭は、新緑の中を練る神輿と
谷間に響き渡るお囃子の調べが、訪れた人を魅了します。
能楽や出雲神楽奉納と多彩な催しが行われます。
TEL:(741)2016
祇園・白川・巽橋 祇園放生会 6月第一日曜日
生き物への感謝の意を込め放生会が行われます。
舞妓さんも参加して2000匹の鯉の稚魚が巽橋の上から白川に放流されます。
香煎茶の無料接待や比叡山の大阿闇梨による奉修等が行われます。
TEL:(701)5181
嵐山 若鮎祭 嵐山中ノ島公園 6月第2木曜日
保津川の鮎の解禁にちなみ、嵐山の新緑の下、若鮎の炭焼きの試食会が盛大に行われます。
問合せの上、往復はがきで申込。
TEL:(861)0012
智積院 青葉まつり 6月15日(土) 午前9時~午後4時
弘法大師、興教大師両祖の誕生会法要、紫燈護摩供養が営まれ、
桃山時代の庭園や収蔵庫の壁画も無料で公開されます。
TEL:(541)5361
十輪寺 声明と三弦を聞く会 6月第3日曜日
邦楽のルーツともいえる仏教音楽のしらべ《声明》を聞き、
山里のお寺に流れる三弦と調和する音色を愉しみます。
料金:1,000円(拝観料、テキスト)
TEL:075-331-0154
7月
貴船神社 貴船の水まつり 7月9日
古来の雨乞神事に由来し、水の恵みに感謝する祭典。茶席も設けられます。
七夕笹飾りライトアップ 7月初旬~8月上旬 日没~20時頃(土・日・祝は21時頃)
TEL:(741)2016
松尾大社 御田祭 第3日曜日
3人の植女が早稲、中稲、晩稲を手に壮夫の肩に乗り境内を3周します。
神前には夏野菜が添えられ、謡曲の奉納もあります。
TEL:(871)5016
神光院 きゅうり封じ 土用の丑の日
きゅうりによる疫病除け祈祷が行われます。
料金:1500円(きゅうり代込)
TEL:(491)4375
伏見稲荷大社 本宮祭 7月土用入後初の日曜又は祝日
境内や稲荷山にある多数の灯籠に火を灯す《万灯の神事》が行われます。
前夜は宵宮祭。
TEL:(641)7331
真如堂 真如堂宝物虫払会 7月25日(雨天中止)
「真如堂縁起絵巻」(写本)をはじめ寺宝200点を公開。
暑気払いの「びわ湯」の接待も(無料)。
料金:500円
TEL:(771)0915
安楽寺 鹿ケ谷カボチャ供養
安楽寺 7月25日
夏の土用に鹿ケ谷カボチャを食すれば中風にかからぬとの言い伝えから、
参拝者にカボチャを接待(無料)。寺宝も一般公開されます。
料金:500円
TEL:(771)5360
五智山蓮華寺 きゅうり封じ 土用の丑の日
きゅうりに姓名、年令等を書き込み御祈祷してもらいます。
料金:1000円(きゅうり代込)
TEL:(462)5300
下鴨神社 御手洗祭 土用の丑の日
境内の御手洗池の湧き水に足を膝まで浸しながら献灯し、
無病息災を祈ります。
TEL:(781)0010
三宝寺 ほうろく灸祈祷 土用の丑の日
悪邪霊を除く行事で、暑気払い、中風封じに効くとされます。
料金:ほうろく灸2000円
きゅうり封じ1000円
紫陽花祈祷2000円
TEL:(462)6540
狸谷山不動院 火渡り祭 7月28日
紫灯護摩供は19時頃から。その後、山伏が素足で火渡りを行います。
一般参拝者も参加可。
TEL:(722)0025
御香宮神社 芽の輪神事 7月31日
15時と23時に、神職が芽の輪をくぐり、続いて参拝者がくぐります。
TEL:(611)0559
芽の輪はこの日、多くの神社で開催されています。
愛宕神社 千日詣り 7月31日 夕刻~
この日に参拝すると千日分の功徳があるとされます。
TEL:(861)0658
8月
下鴨神社 夏越神事 立秋前夜
一年の厄を払い、無病息災を祈る神事です。
古来、下鴨神社の祓い所である御手洗池に立てた斎串を男達が奪い合う勇壮なお祭りです。
TEL:(781)0010
六道珍皇寺 六道まいり 8月7日~10日
期間の4日間、当寺に詣で、冥土にも届くといわれる「迎え鐘」をついて、
先祖の亡魂・精霊を迎えます。期間中、松原通に22時頃まで夜店が出ます。
TEL:(561)4129
千本ゑんま堂 お精霊迎え・送り 迎えは7日~15日、送りは16日。
15日送りの前夜祭として、19時より六斎念仏もあります。
TEL:(462)3332
千本釈迦堂 精霊迎えと六道まいり 8月8日~12日・16日
精霊を迎え、16日に送ります。本尊釈迦如来坐像のご開帳があります。
TEL:(461)5973
下鴨神社境内 納涼古本まつり 糺(たたず)の森 8月11日~16日
10時~18時(最終日は16時まで)
西日本から約40店舗もの古書店が参加。80万冊以上の古本が販売されます。
TEL:(231)2971 京都古書研究会(其中堂)
化野念仏寺 化野念仏寺千灯供養 8月23日・24日 17時30分~20時30分(受付終了)
化野は古くより鳥辺野などと並ぶ葬送の地。境内から出土した多くの石仏・石塔を一ヵ所に集め、それらを供養するための浄土を形づくっています。
その約8000体の石塔、石仏に灯明を捧げるこの行事は、参拝者によって点火され、
幻想的な世界を演出。夏の嵯峨野の風物詩です。
料金:(行事協力費)1000円(中学生以上)
TEL:(861)2221
9月
松尾大社 八朔祭 9月第一日曜日
祭典は10時から。風雨安穏、家内安全祈願がされ、奉納大相撲も行われます。
嵯峨野六斎念仏も奉納は16時頃から。
TEL:(871)5016
車折神社 重陽祭 9月9日
平成9年に130年ぶりに再興された神事。菊の挿頭をつけて舞う舞楽が趣を添えます。
祭典終了後、菊酒も振る舞われます。
TEL:(861)0039
上賀茂神社 重陽神事と烏相撲 9月9日
神事後、白い装束を着た氏子が「カーカーカー」「コーコー」と烏の鳴き声で受け答えを
するユーモラスな儀式が行われ、子ども達による相撲が取られます。
TEL:(781)0011
虚空蔵法輪寺 重陽の節会 月9日
菊の節句と呼ばれ、菊の花のしずくから霊薬を得、長寿を保つと伝わる長寿祈願が行われます。謡と舞の奉納もあります。
TEL:(862)0013
大原野神社 御田刈祭9月第二日曜
約300年の歴史をもつ祭は、五穀豊俵を奉謝して神相撲が行われます。
小学生も褌(ふんどし)をつけて、土俵入りが行われます。
TEL:(331)0014
鞍馬寺 義経祭 9月15日
武将源義経を偲ぶ祭。幼名を牛若丸、その後、遮那王と呼ばれた義経は七歳から約10年間を鞍馬で送りました。御魂は鞍馬山に戻り遮那王尊となって、護法魔王尊の脇侍として、
奥の院の義経堂に祀られているといいます。11時より法要その後武道などが奉納されます。
料金:愛山費200円
TEL:(741)2003
石清水八幡宮 石清水祭り9月15日
かつては賀茂祭(葵祭)、奈良の春日祭と共に日本三勅祭の一つに数えられた大祭。
神幸行列は、弓、鉾、神宝と童子童女、神人総勢約500人と盛大です。
京阪電車八幡市駅
TEL:(981)3001
豊国神社 豊国神社例祭 9月18日・19日
祭神の豊臣秀吉の命日(旧暦8月18日)に因んで営まれます。
例祭では舞楽の奉納が、翌日は薮之内家家元奉仕により献茶祭が行われます。
TEL:(561)3802
養源院 大般若経会 9月21日
13時30分より始まり、般若経全600巻を御宝前で転読。
当院の大聖歓喜天は秀吉が厚く信仰したことで有名で、寺の創建時より1月、5月、9月
の21日に行われています。
TEL:(561)3887
高瀬川一之舟入付近 高瀬川舟まつり 秋分の日
「高瀬舟」で知られる高瀬川の水運の起点の「一之船入」付近で行われる
秋の楽しい催し。先斗町の舞妓さんによるお茶の接待もあります。
TEL: 金茶寮(231)3722
安井金比羅宮 櫛祭 9月第4月曜日
女性の髪を美しく飾る櫛に感謝し、供養する、京都らしい祭です。
14時頃より、舞妓をはじめとする女性達による時代風俗行列が祇園界隈を練り歩きます。古代から現代に至る各時代の髪型・衣装をまとった様子はたいへん華やか。
TEL:(561)5127 櫛祭実行委員会
TEL:(561)2277 ミナミ美容室内
10月
北野天満宮 ずいき祭 10月1日~5日
実りの秋にふさわしい豊穣を喜び感謝する祭です。大小2基の神輿の
屋根はすべて「ずいき」(里芋の茎)。ずいき神輿は祭期間中
(1日~4日午前中)御旅所でご覧いただけます。
御香宮神社 御香宮神幸祭 10月1日~9日
「伏見祭」といわれる洛南の大祭。室町時代の風流傘の伝統を今に
伝え「花傘祭」ともいわれています。花傘総参宮は10月1日、
8日、9日の午後7時頃から。
下鴨神社 えと祈願祭 10月9日
五穀豊穣と商売繁盛を感謝する大国さまの秋祭り。祭典及び
模擬店や福引き、舞楽の奉納など境内は終日賑います。
野宮神社・渡月橋一帯 斎宮行列 10月第3日曜日
朝廷が皇女を「斎宮」として伊勢神宮に送った故事によるものです。
野宮神社で祭典が行われた後、正午より華麗な王朝絵巻を思わせる
行列が渡月橋まで練り歩き、午後2時頃保津川で御禊の儀が行われます。
催しは、伊勢神宮へ出立する祭の、禊などの神事を再現。
上賀茂神社 笠懸神事 10月第3日曜日
800年以上前に同社で奉納されていた儀式で、武田流弓馬道により奉納
されます。午後1時から、馬上より地上にある的を射る遠笠懸や、水平
に的を射る遠笠懸など、流鏑馬より実戦的なことで知られています。
関西では同社だけ神社奉納としては全国唯一の笠懸で、女性射手の騎乗
もあります。
建勲神社 船岡大祭
10月19日11時より
建勲神社は織田信長・信忠父子を祀ります。祭は永禄11年(1568年)に
信長が入洛した日を記念する大祭で、仕舞や舞楽が奉納されます。
京都御所・平安神宮 時代祭 10月22日
平安神宮の創建と平安遷都1100年祭を奉祝する行事として、明治28年に始まりました。
由岐神社 鞍馬の火祭 10月22日雨天決行
午後6時、松明に次々と点火されます。若衆たちは5mもの松明を担ぎ
「サイレィ、サイリョ」の掛け声も勇ましく、火の粉を撒きながら
神社へと向かい、一面は火の海、興奮の坩堝に。夜空を焦がす火の祭典
は、午前0時頃に終了します。当日は叡山電車が臨時運行(最終列車
の延長あり)され、車は午後3時から通行止めになります。
粟田神社 粟田神社大祭 10月9日・10日・15日
「祇園祭」山鉾の原型といわれる剣鉾が18基。古いものは平安時代の
末頃。剣鉾巡行、剣鉾差しも趣があり見事です。
11月
城南宮 曲水の宴(きょくすいのえん)11月3日
14時より小川の流れに羽觴(盃を運ぶ鳥形の船)を流し、
目の前に流れ着くまでに歌を詠み終える平安貴族の典雅な遊びを再現する催し。
空也堂(極楽院) 11月第2日曜日
空也開山忌(くうやかいざんき)
空也上人を偲んで法要が営まれます。
歓喜踊躍念仏と重要無形民俗文化財の芸能六斎念仏が奉納されます。
法住寺 法住寺大護摩供(ほうじゅうじおおごまく) 11月15日
鬼法楽、山伏問答があり、天狗を先頭に、赤、青、黒の鬼が拍子を合わせて踊り歩く、
珍しくも楽しい儀式です。
東福寺山内 正覚庵 筆供養(ふでくよう) 11月23日
筆の寺として広く知られ、筆みこしが練り歩いた後、
午後2時頃から筆塚の前で奉納された廃筆、ペン、鉛筆等の供養が行われます。
赤山禅院 数珠供養 11月23日
千日回峰行大行満大阿闍梨祈祷の数珠の輪くぐりに、お数珠のお焚き上げ。
お参りの方1000名様に腕輪念珠が無料で配布されます。
大覚寺 菊花展 嵯峨菊展 11月1日~30日
江戸期に品種改良が進んだ古典菊の一種の嵯峨菊。
茶筅をたてたような珍しい可憐な姿に全国から多数の観光客が訪れる
必見の菊花展です。
料金:500円
西本願寺 献菊展 10月上旬~11月23日
本堂の前庭に400鉢。境内は自由拝観。
見頃 11月上旬~下旬
泉涌寺 献菊展 10月上旬~11月23日
24花壇で230鉢。10月後半が見頃。
料金:500円
城南宮 献菊展 10月下旬~11月下旬(予定)
氏子の有志による菊花展。
貴船神社 お火焚祭 11月7日
御火焚神事が行われます。鞍馬・貴船の紅葉も一級品です。
伏見稲荷大社 お火焚祭 11月8日
全国から奉納された火焚串数10万本を焚き上げる全国有数のスケール。
広隆寺 お火焚祭 11月22日(月)
この日のみ本尊聖徳太子像や秘仏薬師如来像が開帳されます。
料金:700円
12月
北野天満宮 献茶祭 12月1日
天正15年に秀吉が催した北野大茶会のちなむ行事。
松向軒、上七軒の歌舞練場などで茶席が設けられ、終日賑わいます。
拝服茶券:5,000円
大福梅の授与 12月13日
疫病が平癒した故事により、採集した梅を6月に土用干し。
梅干として裏白とともにこの日より授与されます(一袋500円)。
元旦朝早く、祝儀として茶の中に入れて飲む習慣があります。
正月の縁起物として長蛇の列ができます。
火之御子社鑽火祭(ひのみこしゃきりびさい)12月31日
火の神である火之御子社(ひのみこしゃ)で斎火をおこし、参拝者は火縄に点火し家に持ち帰ります。
北野天満宮のおけら詣りと親しまれています。
三宝寺 日蓮宗の大根だき 12月1日・2日 10時~16時
日蓮・日朗・日像各上人の法要や献茶式(2日)
日蓮宗独特のご祈祷木剣(1日)で、一年間の罪や汚れを洗い清めます。
料金:中風封じの大根だき700円 ゆず御飯800円
虚空蔵法輪寺 針供養 12月8日
全国から集まった針の供養をし、技芸上達、家庭円満を祈願。
甘酒の接待、日本舞踊などがあります。
法輪寺は、手芸、芸能上達の守護神として信仰されています。
千本釈迦堂 成道会法要と大根たき
12月7日、8日
厄除けの大根だき供養は、釈迦が悟りを開いた日を記念した催事。
境内に特設されたかまどの大鍋で炊き込まれ、信者や観光客で賑わいます。
本堂(国宝)は鎌倉時代創建時のままで、京都有数の古建築です。
料金:大根だき(供養料)1,000円
祇園 事始め12月13日
華やかで活気のある祇園街の一日です。
12月13日に正月の準備を始め、お世話になった方のところに挨拶に行く風習。
芸妓さんや舞妓さんが鏡餅を持って師匠のところに挨拶に行く光景が見られます。
六波羅蜜寺 空也踊躍念仏(くうやゆうやくねんぶつ)12月13日~31日
*ただし31日は非公開
京に疫病が流行したとき、空也上人が救済を願って始めた踊りで空也踊躍念仏とも言われています。
毎日、16時頃に約30分間踊りが行われます。
法住寺 義士会法要 12月14日
大石良雄が仇討ち祈願をした身代わり不動があり、四十七士の小像が安置されています。
法要、献茶式の後、舞妓さんのお点前によるお茶会が行われるほか、討入りそばの接待も。
料金:1,000円(お茶席、お蕎麦、拝観料)
瑞光院・大石神社・岩屋寺 義士まつり 12月14日
討入り当時を再現する四十七士に扮する義士列が毘沙門堂を出発。
大石良雄ゆかりの瑞光院から、岩屋寺、大石神社と練り歩きます。
途中に討入り場面の再現や踊りの披露もあります。
東本願寺・西本願寺 煤払い(すすはらい)12月20日
全国から集った門信徒・奉仕団の人々が行う、1年を締めくくる大掃除。
広大な堂内の畳を叩き、大団扇で一斉に埃を堂外にあおぎ出す“名物風景”。
東寺 終い弘法 12月21日(火)
21日は弘法大師の月命日。
一年最後の弘法さんの縁日は、縁起物、日用雑貨品から植木、骨董品まで、
多数の露店が並び、多くの参拝者・観光客で特に賑わいをみせます。
北野天満宮 終い天神 12月25日(火)
菅原道真が生まれ、流され、亡くなった日がいずれも25日だといわれ縁日が開かれます。
12月は早朝から社頭に多くの露店が立ち並び、終日賑わいます。
知恩院 御身拭式(おみぬぐいしき)12月25日
法然上人の御徳を慕い、幸多き新年を祈って行われるものです。
たくさんの僧侶の念仏法要の中で、法然上人の木像を、香染めの羽二重で拭う儀式。
松ヶ崎大黒天 納め甲子祭 12月29日
都七福神で知られる大黒さん。
60日に1回の甲子の日には、祈祷、ご幣が授けられます。
八坂神社 おけら詣り 12月31日
“おけら火”を吉兆縄に点火し、消えないようにくるくると回しながら持ち帰り、神前に灯明。
正月の雑煮を炊くときの火種として使い、一年間の無病息災を願います。